弊社では、申告書ソフトの一つとして達人シリーズを利用しています。
もちろん複数人で同時使用しますので、プロフェッショナルエディションを利用しています。一台のPCをサーバー機とし、そこに申告書データを保存して、他PCからサーバーのPCのデータにアクセスして利用しています。
ところが、先日突然サーバーPCにアクセスできないという事態が発生しました。
このようなエラー画面が出現します。（接続先○○への接続ができませんでした。理由：サーバが起動していないか、存在しません。操作：サーバが停止している場合は起動してください。存在しない場合はインストールしてください。）
この記事ではそれが解決に至ったまでを紹介します。
接続し直すも変わらない。SQLサーバーのサービスは開始された状態。
接続し直しなどを試しても変わらず。SQLサーバーの開始はされた状態。また、ネットワーク上でサーバーPCを見つけることはできるので、ネットワーク環境に問題はなさそうです。
埒が開かず、達人の代理店へ問い合わせをしました。
達人Cubeのコントロールパネルから設定を変えるも変わらず。
電話越しに指示を受けながら、まず達人CubeのコントロールパネルからWindows Defenderファイアウォールの設定を変えてみたのですが状況変わらず。
アンチウイルスソフト「ESET」の動きを停止してみると繋がった！
次に、ウイルス対策ソフトの動きを一時停止して試してみてほしいという指示があり、やってみたところ繋がりました！
ウイルス対策ソフトは日々アップデートをしているので、その中でアクセスが遮断されてしまったのでは？とのこと。ただ、だからといってウイルス対策を使わないわけにはいきません。なので、ウイルス対策ソフト側の除外設定などをして対処するほかないそう。
弊社ではアンチウイルスソフトはESETを利用しています。この先はESETの設定になるので、代理店を頼れるのはここまで。
たぶん、ネットワーク共有とかファイアウォールとかそのへんの設定だろうと察しはつくのですが、どうやって設定するか…。
解決に至った方法が記されたブログ記事様を発見！
検索ワードをいろいろ試してみると下記の記事に辿り着きました。
ESETのファイアウォールのブロックを解除する方法｜セキュリティソフトhttps://macha795.com/eset-firewall-unblock-how-to/
すると、解決！
いつも通りサーバー機にアクセスすることができました。
ESETの設定はこのように行いました。
ESETの設定方法を記しておきます。サーバー機側のパソコン（アクセスを受けるほう）を設定します。
ここからが重要です。下記の画像では何もないのですが、「最近ブロックされた通信」として、パソコン名などが並びます。ここでアクセスを許可したコンピューター名を選択し、「ブロック解除」をクリックします。
ちなみにパソコン名は、パソコン内の「設定」を開くと、「システム」から確認できます。
Microsoftのサポートページも貼っておきます。
繁忙期開始のこの時期にこういったことがあると焦ります。ですが、すぐ解決できて良かったです。
同じ現象が起こった方に役立てていただけると嬉しいです。
